『奏で続けたセレナーデ、もう届かない 』

 

<p> 信じてるの  “光”

満ちる心抱きしめて  あの日の唄をうたうわ
夢という小さな箱に  生命(いのち)は納まりきらないから

 

愛してるの  “光”

朽ちた心受け止めて  明日の風に散らすわ
希望という儚いものは  この手につかむには遠すぎるから

 

「言葉」を失くしたむき出しの心を
包んでくれたのがあなたならよかったのに
現実(いま)を見つめることもできず   瞳は虚(きょ)を好んだ

 

信じてたの  “あなた”
どうしようもなく  恋焦がれて

愛してたの  “あなた”

この声はもう届かない
あの唄が聴こえない

 

fin
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少し荒(すさ)んだ感じの女の子目線イメージ。
悲しい過去とか持ってそうです。
沙久はなんだか恋愛モノの詩書くと失恋系になりやすいんですよ;;
そして友情モノかこうとしてんのにラブラブっぽくなるという…

 

(2011/2/13 加筆修正)
沙久