『あなたに向けたラブストーリー』

 

遠い空の下で
 君は今何をしてる 何を考え、何を想う

クローバーにさえ祈るほど
 狂おしく君を想っても 唇をなぞる言葉は胸の内とはシンクロしない

離れてしまえば忘れられると信じてたのに
 自分でも驚くほど 君が大事みたいだ

レンアイ日和には 君の声が聞きたい
 すべてのことに優しくなれるような気がするから

手を伸ばせば届く距離にいても
 幻のようにすり抜けないか恐くて 君に触れられない
「もしかして、でも。」 そんな自分がイヤになる
 きっと誰かのものだろう君の気持ちを、優しさを
 勘違いしたくなる

君が…君だけが好きなんだと、わかってしまうことが
 こんなにも切ないと思わなかった

ヲトメ事情は気まぐれで 勢いまかせのものだから
 それでもその勢いで 君の視線を手に入れた

想いの彼方は、どこにある
 欲張りになっていく心に 限りはなくて

うまくいえないけど
 この気持ちが大きいほど、君を傷つけるかもしれない
 でもその分、君に深く恋してるから

 

だ   け   ど

 

fin
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ずいぶん前にケータイに書いてたのを思い出して打ってみました
当時の心理状況がもろにでてて思わず苦笑い…
…って、笑われへんわ。

 

(2011/2/13 加筆修正)
沙久